ダイソーの肥料の効果と口コミは?液体肥料、粒状肥料、オススメは何?(2/2 後編)

この記事はアフィリエイト広告を利用しています。
ダイソー液体肥料

ダイソーの肥料にはどんな成分が入っているか比較してみます。
ダイソーの肥料は、おおよそ窒素8%-りん酸8%-加里8%のバランスで作られています

ダイソー肥料

有機入元肥
化成肥料 250g
「有機入り化成888号」
室内で使える
野菜の肥料 230g
「堆肥」
あらゆる植物用
そのまま栄養液 1L
あらゆる植物の
栄養液 800ml
観葉植物の
栄養液 800ml
・窒素  8.0%
 内アンモニア性窒素 7.0%
・りん酸 8.0%
 内可溶性りん酸7.8%
 内水溶性りん酸5.4%
・加里  8.0%
 内可溶性加里8.0%
・窒素  6.1%
・りん酸 8.4%
・加里  6.2%
・窒素  5%
・りん酸 10%
・加里  5%
・窒素  8%
・りん酸 5%
・加里  3%
記載なし
元肥として使う追肥として使う追肥として使う追肥として使う追肥として使う

農協、ホームセンターの肥料

硝酸系新肥料あさひくみあい尿素硫加燐安48号マグァンプK中粒ハイポネクス原液
20kg/袋20Kg/袋1.1kg/袋800ml/ボトル
・窒素  16.0%
 内アンモニア性窒素 8.6%
 内硝酸性 6.6%
 (ジシアン態) 0.8%
・りん酸 10.0%
 内く溶性りん酸10.0%
 内水溶性りん酸7.0%
・加里  12.0%
 内水溶性加里12.0%
・窒素  16.0%
 内アンモニア性窒素 8%
 内硝酸性 6.6%
 (ジシアン態) 0.8%
・りん酸 16.0%
 内可溶性りん酸16.0%
 内水溶性りん酸13.5%
・加里  16.0%
 く溶性加里 16.0%
 内水溶性加里15.5%
・窒素  6.0%
 アンモニア態窒素:6.0%
・りん酸 40.0%
 く溶性りん酸:40.0%
 内水溶性りん酸:5.0
・加里  6.0%
 く溶性加里:6.0
 内水溶性加里:3.5
・苦土  15.0%
 く溶性苦土:15.0
 内水溶性苦土:1.0

・窒素  6.0%
・りん酸 10.0%
・加里  5.0%
追肥として使う元肥として使う。成分が濃い。元肥として使う追肥として使う

肥料の成分とは? ① 3要素 ② 中量要素 ③ その他の微量要素

① 3要素 必要量の多い肥料成分、大量要素
  • 窒素(N)・・・生長に欠かせない成分
    植物にとって最も必要な成分。茎葉や根の生育に重要な役割を果たし、主として植物が若い時期や茎葉が展開している時期に必要なので、「葉肥」ともいう。不足すると、生育不良になる、葉が小さくなったり、色が薄くなるなどの症状が出る。過剰になると枝葉が徒長し、葉は色が濃く大きくなり、軟弱になって病害虫に侵されやすくなる。
  • リン酸(P)・・・開花・結実を促す
    植物の生長にかかわる栄養素で、茎葉や根の生長を助けると同時に、開花、結実を促すので、「花肥」や「実肥」とも呼ばれる。過剰でも症状は出にくいが、不足すると、葉が小型化する、花数が少なくなる、開花や結実が遅れるなどの症状が出る。
  • カリ(K)・・・植物体を丈夫にする
    光合成に関係し、寒さや暑さ、病害虫に対する抵抗力をつけるので、植物を丈夫に育てるには欠かせない栄養素。特に根の発達を促進するので「根肥」とも呼ばれる。過剰でも症状は出にくいが、カルシウムやマグネシウムの吸収が阻害される。不足すると細根の生育が悪くなり、風などで倒れやすくなり、病害虫の被害を受けやすくなる。
② 中量要素 大量要素に次いで必要量の多い肥料成分
  • カルシウム(Ca)
    植物の細胞と細胞を強固に結びつける働きや根の正常な発育にとって欠かせない成分です。土の中にあっては、アルカリ性を示すので、酸性の土を中和するのにも役立ちます。
  • マグネシウム(Mg)
    植物が光合成をするときに必要な葉緑素の重要な構成成分です。脂肪の生成にもかかわっています。
  • 硫黄(S)
    植物体中の酸化、還元や、生長の調整などの生理作用に関与します。硫黄が不足すると、植物は十分に生育できなくなります。欠乏症状としては新葉より古い葉がひどく黄色になります。
③その他の微量要素 あまり多くは必要としないが、必要な要素
  • 鉄(Fe)
    植物にとっては葉緑素の生成を助ける大切な成分です。代謝や呼吸に関わる酵素の構成成分でもあります。
  • マンガン(Mn)
    植物が光合成をおこなうとき、二酸化炭素を固定するのに必要不可欠な成分でもあります。
  • 銅(Cu)
    葉緑素の形成に間接的に関わり、炭水化物、タンパク質の代謝にも重要なはたらきをします。
  • ホウ素(B)
    主に植物の細胞壁を構成する成分で、根や新芽の生育を促進したり、細胞分裂や受粉に関わります。
  • 亜鉛(Zn)
    様々な酸化還元酵素やタンパク質、でんぷんなどの合成に関わる成分です。
  • モリブデン(Mo)
    各種タンパク質の合成に関わっています。また根りゅう菌(土壌中のチッ素を固定して植物に供給する共生菌)の生育を助ける働きもあります。
  • 塩素(Cl)
    各種炭水化物の合成や光合成に関わります。繊維化作用がよくなり、病害抵抗性を高める働きがあるといわれています。

ダイソー肥料オススメ

ミニトマトやしし唐など夏野菜をプランターで育てる場合のダイソーの肥料の使い方としては、植え付け前に土づくりする際に、元肥として有機入元肥 化成肥料 250g「有機入り化成888号」を適量土にまぜこみます。苗が育ってきたら、成長に必要な肥料分が少なくなってくるころ(植えてから1か月以降)追肥をおこなます。有機入元肥 化成肥料 250g「有機入り化成888号」または、室内で使える 野菜の肥料 230g「堆肥」を追肥に使います。観葉植物や鉢花なら、あらゆる植物用栄養液シリーズの液体肥料を規定量に薄めて、土が乾燥した水を与えるタイミングで与えます。上記で肥料成分比較したとおり、ダイソーの肥料は、すべてにおいて成分は薄めのため成長もマイルドになります。ミニトマトの花が咲くが実がならない場合は、りん酸が不足が原因と考えられます。ダイソー以外のバランスのとれた肥料を選ぶようにしましょう。大根が小さいものしか収穫できなかったという原因は、元肥、追肥ともに肥料不足であると考えられます。肥料の量を増やしたりダイソー以外の成分が濃い肥料に置き換えると成長に差がでます。人がとるサプリメントや薬と同じように同じ形をしているものでも、メーカーにより中身の成分が違います。もちろん内容により値段違ってきます。ダイソーの肥料は園芸入門者のハードルを下げてくれるアイテムです。ぜひ用途に合わせて積極的に利用していきましょう。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です