モンステラ 葉先が枯れる 原因究明!復活は?根っこの処理と植え替え

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モンステラ 葉先が枯れる 原因究明!復活は?

モンステラの魅力は、その独特な葉の形と成長力にあります。モンステラの葉は、切れ込みや穴が開いており、観葉植物としての存在感があり、インテリアのアクセントになります。

また、屋内空間でも丈夫で育てやすく、初心者でも手軽に育てられます。モンステラには、空気を浄化する能力があるため、健康にもいい影響を与えてくれるため、室内で大切に育てたいです。

成長も早く、適切な環境下では大きなるため、リビングやオフィス空間に豊かな緑で癒しの空間を演出でき、近年人気の高い観葉植物です。

園芸店で1株のモンステラ(葉に穴がない幼苗)を購入してから10年。植え替えをし、大きくなった幹を剪定して、3鉢まで増やしてきました。

今回は、丈夫なモンステラを育てていたが、葉先が枯れてしまいました。葉先が枯れる原因と対策、復活できるのかについて栽培のヒントを伝授いたします。

monstera モンステラ 葉先の枯れ

葉先が枯れたモンステラ

2024年秋撮影、苗購入から10年栽培したモンステラ

モンステラの葉先が枯れる原因は?

写真のモンステラは、冬場に水を与えるのを控えてカラカラの状態が続きすぎたのが原因でした。冬場の水やりは難しく与えすぎて根腐れを起こすことが多くなるための対策でしたがやらかしました。

乾燥させすぎて、大きなダメージになることを学んだ経験でした。 冬の間、屋外に出したままにしていて同じように葉が枯れてしまったこともあります。こちらは、低温障害で葉先が枯れてしまいました。

葉先が枯れたモンステラ

1.水切れ

水不足の状態に陥っていることです。与える水が少なすぎたり、暑さで土の水分が蒸発してしまうと起こります。

プランター栽培で水切れが起こりやすいです。理由は土の保水量が少ないためです。

すぐに蒸発してカラカラになってしまうため、特に夏場は注意して土の様子を見て土が乾燥していたら適度に水を与えましょう。

2.水のやりすぎ

過剰な水やりで根腐れを起こしています。モンステラは土が乾いてから水やりをするのが理想です。水はけの良い土と鉢を使い、根腐れを防ぎましょう。

3.湿度の管理

モンステラは湿度の高い環境を好むため、乾燥した環境では葉先が枯れやすくなります。

室内が乾燥している場合、加湿器を使用したり、葉に霧吹きをして湿度を上げます。定期的に葉水を与えると効果が高い。

4.光の調整

過度な直射日光は葉焼けすることがあります。逆に、光が足りないと植物が弱くなり、葉先が黄色くなり枯れるため、

直射日光を避け、カーテン越しに日が当たる場所に移動させましょう。

枯れた葉は復活するの?

枯れた葉は、残念ながら元の緑の葉には戻りません。枯れた葉や葉先を見つけたら、清潔なハサミで剪定します。

これにより、植物のエネルギーが健康な部分に集中しやすくなり、新しい成長が促されます。思い切って切り落として成長を見守りましょう。

育て方

明るい場所が大好きなモンステラは、直射日光は避けて、レースカーテン越しの光が当たる場所に置くのがベストです。水やりは、土が乾いたらたっぷりと。夏は頻繁に、冬は控えめにします。
もともとは熱帯地方の植物です、暖かいのが好きなため、冬は5℃以下にならないように注意し管理しましょう。

成長が早いため、すぐに大きく成長します。葉もどんどん大きくなるため、鉢より地上部のほうが大きくなりすぎて、自立できなくなったときは、ひとまわり大きな鉢に植え替えます。

鉢の中で根が詰まって水を与えても給水しなくなるほどカチカチになっていることもあります。2年に1度くらいは、古い土を落として新しい土に入れ替えます。

コンパクトに保ちたい場合は、形を整えるため、伸びた幹を剪定するとよいでしょう。

剪定のタイミング

最適な剪定時期は春から夏の成長期です。この時期は、植物が活発に成長するため、剪定後も素早く回復し、新しい成長を促しやすくなります。

剪定の位置

剪定する際は、葉や茎の付け根に近い部分で切ります。葉を剪定する場合は、葉柄(葉と茎をつなぐ部分)の根元を清潔に切り落とします。

茎を剪定する場合は、節の少し上でカットするのが理想的です。

monstera モンステラ 剪定

剪定後、新芽が展開したモンステラ

根っこの処理

モンステラは、自然界では他の植物に寄生して成長するため、長い気根が伸びることがあります。気根が伸びている場合は、支柱や壁に誘引してサポートを与えることで、根が整った形に成長しやすくなります。気根自体が邪魔な場合は、適切な長さに剪定しても問題ありません。

気根は短いうちに鉢の中へ誘導

気根を鉢の中に戻すのではなく、外に伸ばすことも可能です。気根を水に浸けたり、湿ったコケに巻きつけることで、モンステラが水分を吸収しやすくなることもあります。これにより、気根が乾燥せず、自然な成長を促せます。

根っこが鉢から出ている場合、鉢のサイズが小さくなっている可能性があります。一回り大きな鉢に植え替えるか、根っこをカットして元の鉢に戻すか、どちらかの対策が必要です。


根っこは、植物の生育に重要な役割を担っています。根っこの状態を観察することで、植物の健康状態を把握し、適切なケアを行いましょう。

水やり

土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりします。受け皿に水が溜まっていると根腐れの原因となるため、溜水は捨てて下さい。冬は生育がゆっくりになるので、水やりの頻度を控えめにするのがおすすめです。ときどき葉水を与えます。

肥料

生育期の春から秋にかけて、液体肥料を月に1回程度与えます。

monstera モンステラ 新芽

施肥後、新葉が展開中

植え替え

鉢よりモンステラが大きくなって、倒れたりする場合は、根詰まりを起こしている可能性があるため、植え替えを行います。

2020年秋撮影、大きく成長したモンステラ。鉢とモンステラがアンバランス

モンステラ 根詰まり

根詰まりしているモンステラ 2-3年に1度は植え替え

増やし方

茎伏せ

剪定で出た幹を横に寝た茎の一部を土に触れさせ、そこから発根を促すもので、取り木とほぼ同じである。

挿し木の一種で、茎を土に挿さずに土の表面に横に寝かせて置く方法も茎伏せと呼ばれます。

根が5cm程度までのびてきたら、鉢に植えつけることで増やすことができます。

水挿し

剪定で出た幹を水に挿しておくと、根が出てきます。根が5cm程度までのびてきたら、鉢に植えつけます。

土は、水はけが良いものを選び、植えた後はしっかりと水を与え、通常のモンステラの管理と同じように世話を続けます。

花言葉

嬉しい便り」 「壮大な計画

モンステラ(Monstera)の基本情報

和名:ホウライショウ(鳳莱蕉)
科名:サトイモ科
属名:モンステラ属
特性・用途:常緑性,日陰でも育つ,つる性,初心者でも育てやすい
栽培場所:半日陰から日当たりのよい場所で育てる
生育温度:10~30℃
耐寒性:弱い
原産地:熱帯アメリカ

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