セロシアの品種・種のとり方と種まきシーズン、枯れる原因は?

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セロシア(ノゲトウ)育て方

セロシアはケイトウの仲間です。花が小さく、ろうそくの炎のような形、鮮やかな花色、枝分かれしてたくさんの花穂をつけ、野生的でかわいらしい雰囲気がアレンジメントのアクセントとなります。

品種改良で暑さに強く、育てやすいのが特長です。寄せ植えやアレンジ用切り花、ドライフラワーとしても人気の草花です。秋の草花には珍しいパステル系も多く洋花っぽい色彩がドライにしたときもかわいいのです。

花の下には種がつきます。種は黒く、この部分が成長と共にとカビのように黒ずんで見えることがあります。秋になり種が成熟すると花を振るだけで種が飛び出てきます。秋に種を採り翌年の初夏に種をまきましょう。

11月になり、霜が降りる頃になると寒さで枯れてしまいます。また、枯れるまで育てていると、種が落ち、こぼれたねが翌年自然と成長するくらい強健な植物です。

枯れる前に枝ごと切り取って逆さに吊るしておくだけで、花序は水分が少なくかさかさしているので、簡単にきれいな色のドライフラワーができ上がります。

セロシア ケイトウ 違い?育て方

ノゲイトウ、ヤリゲイトウ、トサカケイトウなどを総称してセロシアと呼ぶようです。 セロシアはケイトウよりも花が小さい。ケイトウは、花房の先端が平たく帯状や扇状に大きく広がっています。

セロシア(ノゲトウ)

セロシア/ノゲトウ

ケイトウ/久留米 花房の先端が平たく帯状になっている

セロシア(ノゲトウ)

セロシア/ノゲトウ


春まき1年草のセロシアは日本の気候、風土に適していて作りやすい草花です。種をまいて容易に育てることができる草花です。耐暑性があり、開花時期も長いので初心者に育てやすい品種です
種まきの時期は5月〜8月で、発芽適温は20℃〜25℃と高めです。 発芽後は、日当たり、水はけのよい場所で管理します。

育て方

日当たりと水はけのよいところであれば、土質はあまり選びません。肥よくなところでは葉が大きく茂りすぎるので、やせた土地で堅く小さめに育てたほうが見栄えがよいものです。
タネの発芽適温は20~30℃で、ヤエザクラが咲く4月下旬以降から8月ごろまでタネまきができます。相対的短日性の植物なので、遅くまくほど草丈が低く開花します。生育の適温は15~30℃です。
品種によって、草丈や株張り、分枝の程度がかなり異なるので、場所やスペースに応じて選ぶようにします。

春まき1年草のセンニチコウは日本の気候、風土に適していて作りやすい草花です。種をまいて容易に育てることができる草花です。
耐暑性があり、開花時期も長いので初心者に育てやすい品種です。種をまく場合は5月頃、苗を植え付ける場合は5月〜8月頃を選びましょう。日当たりと水捌けの良い場所に植えることがポイントです。
病虫害の影響が少ないのもいいですね。

種まきと育成

ノゲイトウのタネは低温では発芽不良になるので、気温が上がる5月以降にまきましょう。発芽適温は20~25℃。
綿毛を取り除いたクリーンシードは、普通の種と同じようにまくことができます。箱か苗床に筋まきし、好光性種子なので、覆土は不要です。水を切らさないよう注意すれば、7~10日で発芽します。
発芽した苗は、小苗のうちに移植します。本葉2~4枚になったら6~7.5cmポットに植え替え、週に一度液肥を与えて育てます。

水やり

鉢植えの場合は土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。乾燥に強いので、庭植えでは水やりはほぼ不要です。

定植

日当たりのよい乾き気味の場所が適地です。ポットの底まで根がまわり、本葉6枚くらいになった小苗を、わい性種は15cm間隔、高性種は20cm間隔に植えつけます。
リン酸、カリ分の多い配合肥料を元肥に使います。ただし肥料が多すぎると茎葉ばかりが茂り、花つきが悪くなるので注意が必要です。

病虫害

病虫害としてはアブラムシ、ヨトウムシ、ハダニなどがあります。
発生したときは、素早くスプレイして植物の病害虫を防除しましょう。害虫は速効退治、病気には浸透移行する殺菌成分で予防と治療ができます。

ケイトウのアレンジ

セロシア(ノゲトウ)は洋風の庭にも合います。ノゲイトウ系は野趣があるので自然風の庭にも合います。
矮性種は鉢植え・地植えともに向きます。高性種は切花・花壇向きです。花期も長く、寄せ植えの場合はメインとして使えます。
花色は強烈ですが夏らしさを演出したいときにピッタリです。印象を和らげたいならピンク系を用います。

栽培カレンダー

花言葉

「おしゃれ」「気取り屋」「奇妙」「情愛」「行動的」

ケイトウ 久留米

ケイトウ(久留米)

セロシア(ノゲトウ)の基本情報

和名:野鶏頭
科名:ヒユ科
属名:ケイトウ属(セロシア属)
開花時期:7〜11月
栽培場所:日当たりがよく 水はけのよい場所で育てる
生育温度:15~25℃
発芽温度:25℃くらい
原産地:アジア、アフリカ、アメリカの熱帯から亜熱帯
セロシアの基本情報
セロシア(ノゲトウ)

セロシア(ノゲトウ)

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